会長より挨拶


一橋ホッケー倶楽部会長 蓼沼宏一
– 学長室にて、ホッケースティックとともに –

一橋ホッケー倶楽部会長
蓼沼 宏一

 2022年6月に一橋ホッケー倶楽部の会長に就任いたしました。重責に身が引き締まる思いであるとともに、長年にわたり倶楽部を支えてこられた諸先輩方に心より感謝を申し上げます。

 一橋ホッケー倶楽部は、一橋大学ホッケー部のOB・OGで構成され、会則第3条にあるとおり、「ホッケー競技を通した心身の鍛錬」、「会員相互の親睦」そして「一橋大学ホッケー部の指導後援」を目的としています。中でも私がまず重視したいのは、現役学生部員の支援です。貴重な学生時代にホッケーに打ち込み、心身を鍛錬し、生涯の友人を得て、逞しい社会人として巣立っていくことを何より願い、そのために倶楽部からも支援を惜しまないつもりです。特に、コロナ渦により2020年度、21年度の2年間にわたり新入部員が激減したため、現在の部は非常に厳しい状況にあります。幸い2022年度、23年度には部員数は回復傾向にありますので、部の存続・発展のため、この流れを更に推し進めていきましょう。

 次に、「会員相互の親睦」も大切です。「一橋クラブ」と「一橋クラブマスターズ」という2つのOBチームが活発な活動を展開しています。倶楽部として両チームの活動を引き続き支援するとともに、各会員が生涯にわたり気軽にホッケーを楽しめるような企画も実現していきたいと考えています。

 一橋大学ホッケー部は、1924年に創設された、一橋大学体育会の中でも最も歴史ある部の一つです。戦前には、ロサンゼルスオリンピックとベルリンオリンピックの日本代表チームに選手を送り込み、ロサンゼルスでは銀メダルを獲得するという快挙を成し遂げました。戦後も、高校のホッケー有力選手を集めた私立大学強豪校の中に割って入り、関東大学1部リーグ3位を達成したこともあります。こうした歴史と伝統を誇りとしつつ、それぞれの時代に「より強い新しい一橋ホッケー」を目指していければ、と思います。

 2024年には創部100周年を迎えます。OB・OGと学生のタテとヨコの繋がりを強める絶好の機会と捉え、記念式典のほか、さまざまなイベントを企画しています。2023年7月8日にはプレイベントとして、「国立のグラウンドに皆で集まり気軽にホッケーを楽しむ」をコンセプトとして、第1回の「一橋ホッケー祭」を開催しました。幸い、幅広い年代のOB・OGと学生が一堂に会し、和やかな良いイベントとなりました。ホッケー祭は今後も定期的に開催しますので、ぜひ多数の会員の参加を期待しております。

 今後も、会員の皆さまのお力添えをいただきながら、一橋大学ホッケー部と一橋ホッケー俱楽部がますます発展するように努めてまいります。

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