◯得点 一橋-日体
1Q 0-1
2Q 0-0
3Q 0-1
4Q 2-1
合計 2-3
◯PC 一橋-日体(かっこ内はPCによる得点)
1Q 0-0(0-0)
2Q 0-0(0-0)
3Q 1-1(0-0)
4Q 1-1(1-0)(内PS1-0)
合計 2-2(1-0) (内PS1-0)
◯得失点
【得点】
4Q 1分 DF宮瀬
4Q 12分 MF岩尾
【失点】
1Q 9分半 #7
3Q10分 #25
4Q9分半#4
◯スターティングメンバ―
LW …渡部眞(2年)CF …秦野峻輔(3年)RW …田中悠世(2年)
LH …菅谷凌平(2年) CH …岩尾康平(3年) RH …泊佑樹(3年)
LB …龍英汰(2年) FB …宮瀬幸希(4年) FB …小糸翔太(3年)RB …田中伶旺(3年)
GK …池田拓真(3年)
◯ベンチ入りメンバー
FW 阿部航(1年) 佐川想(1年) 澤木魁人(1年)
MF仲澤元(2年) 池田幸汰(1年) 三木優也(1年) 山下純(1年)
DF 中島丞偉(1年) 小堀航太郎(1年)GK村山太河(1年)
◯監督
H1年卒 西間庭浩
〇コーチ
関西学院大学卒 時田浩成
明治大学卒 橋本岳樹
◯ベンチ入りマネージャー
北村友希(4年) 山西真央(3年)ラ・ラン(3年)
【試合概要】
因縁の日体大と一部二部入替をかけた、現体制で迎える最後の戦い。両者ともに序盤から攻めの姿勢を見せ続けるものの、前半で日体大が先制点を獲得する。一橋は攻めの姿勢を強化するために4Qから守護神・GK池田に代えてフィールドプレイヤー1名を追加投入するパワープレイを行い、連続で2得点を獲得する。更なる追加得点を挙げるようと意気込む中、惜しくもゲーム終了のホイッスルが鳴る。2-3という結果に終わり、二部残留となった。
【1Q】
試合開始1分、日体#4が左から23mラインを突破しコーナーを獲得する。ここはFW渡部が素早い飛び出しでボールをカットする。その後も4分半、日体#11が左から23mライン内に侵入するなど一橋は試合序盤から日体の猛攻に苦しめられる。6分、DF宮瀬の放ったスイープを23mライン付近のMF岩尾がしっかりと収め、そのままラインを突破する。サークル内に構えるFW田中へと打ち込んでチャンスを作るが、シュートには繋がらない。7分半、一橋は自陣サークル内で攻められるピンチを何度も迎えるが、いずれもDFの要である宮瀬が冷静にクリアする。しかし安心するのも束の間、9分DF田中からボールを奪った日体#9がドリブルでサークル内に侵入すると、#7との連携で一橋のDF陣を惑わしシュートを決める。一橋は悔しくも先制点を許してしまった。点差を縮めたい一橋は12分、MF岩尾がコート中央で日体のボールを奪う。MF岩尾はドリブルで23mラインを突破するが、日体の複数人での厳しい守備に阻まれてしまう。その後も果敢に攻めの姿勢を見せ続けるも得点とはならず、1Qが終了。一橋は1点を追うこととなる。
【2Q】
試合開始直後から一橋は果敢に攻める。MF岩尾がボールを奪い中央から23mラインを突破すると、右サークル内に走りこんだFW秦野へとパス。相手のファウルを誘い、PCを獲得する。DF宮瀬はフリックを狙うが、ゴールの枠を惜しくも左に外れ得点とはならない。3分半、FW秦野が相手を巧みにかわして23mライン内へとパス。ボールを受けたFW渡部が、右からサークル内へと打ち込むが、日体の固い守備によりシュートまで持ち込むことが出来ない。7分、守備時のオブストラクションにより、DF小糸にグリーンカードが出され2分間退場となる。数的不利の中、一橋は立て続けに日体に23mライン侵入を許すものの、一丸となって堅固な守備で守り切る。11分半、スクープを受けた日体#20が右から23mライン内に侵入し、日体#10がサークル内へと打ち込む。日体#4のシュートはGK池田が前に出て身体で防ぐが、こぼれ球を日体#11が拾い緊張状態が続く。再びシュートを放たれるものの、これはゴール外に逸れて一橋は窮地を脱する。14分半、左サイドライン際でボールを繋いだ日体#7が23mラインを突破するが、DF宮瀬が冷静に対処する。終了間際の14分半、MF仲澤からMF岩尾にパスが繋がり敵陣ライン内へ。スピードに乗ったままサークル内にボールを放るが、タッチが合わずチャンスをものにすることができない。そのまま2Qが終了し、0-1のまま試合を折り返した。
【3Q】
0-1で迎えた後半戦。両者敵陣23mラインを突破できない状況が続いた後、4分半、FW秦野が日体DFからボールを奪取。MF岩尾が敵陣23mライン付近からゴール前に向かってスクープを放ち、サークル内に位置する渡部が相手から反則を取ったことで、一橋は二度目のPCを獲得する。ここではDF宮瀬の素早いフリックの軌道が日体GKに読まれ、ゴールの枠内に収めることができなかった。一橋からのコーナー直後、MF菅谷からFW秦野にパスが繋がり、23mラインを左より突破する。しかし日体の堅いディフェンスによりサークル内を突破することができない。一橋が敵陣でプレーを行う時間が続く中、7分半、DF小糸がゴールに向かって放ったストロングパスをゴール前のFW渡部が触れるものの、わずかにゴールの枠を捉えることができず得点にならない。9分半、日体#3が自陣23mラインを右より突破し、サイドラインよりリスタート。ゴール目前に位置する#25にパスが繋がり、日体#25が放ったシュートはGK池田の体とゴールポストの間をくぐり抜け、日体は2得点目を獲得する。両者ともに一層熱が入る中、12分、敵陣に向かってドリブルを行うDF小糸に対し後ろからオブストラクションを行った日体#11に対して5分間のイエローカードが出る。数的有利な状況でなんとか得点を挙げたい一橋だったが、13分に日体に再びPCを与えてしまう。ここはディフェンス陣の堅い守りによって日体にシュートチャンスを与えない。一橋はその後も自陣を守り抜き、0-2で最後の1Qを迎える。
【4Q】
試合開始直後の30秒、一橋は、サークル内での日体DFによる故意のインターフェアの反則により貴重なPSを獲得。DF宮瀬が豪快なプッシュシュートを叩き込み、一橋は試合での初の得点を獲得する。5分、一橋がサークル付近での反則により日体にPCのチャンスを与える。しかし、日体#11の放ったシュートはDF龍が冷静にクリアし、一橋はピンチを凌いだ。その後、日体は攻勢を強め、何度も23mラインを突破しサークル内への侵入を試みたが、一橋の粘り強いディフェンスがこれを阻止した。8分半、DF小糸が日体#21のロングパスをカット。その後、MF岩尾にパスをつなぎ、岩尾は得意のドリブルで23mラインを突破。ゴール前で待つFW秦野にパスを出すも、日体の守備に阻まれた。続くこぼれ球を拾ったDF小糸がリバースシュートを試みたが、反則を取られ攻撃は日体に切り替わった。10分、日体#4のシュートが一橋の守備を突破し、日体が得点を挙げる。11分、一橋がパワープレーで積極的に攻め込み、反撃のチャンスをうかがう。12分、DF小糸がゴール前に打ち込んだボールをFW田中が受け取り、MF岩尾にパス。MF岩尾は相手選手を背負いながらもボールを冷静にさばき、相手守備の隙間を狙ってシュートを放ち、一橋に待望の得点をもたらした。ラスト2分、一橋は攻撃の姿勢を崩さず、何度も23mラインを突破するものの、サークルインを果たすことができず。ここで試合終了。結果は2-3で一橋は惜しくも敗北し、この試合をもって今シーズンが終了。1部昇格の夢は次シーズンに持ち越される形となった。
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◯試合総評ー4年主将宮瀬より
1部昇格をかけて入替戦に臨みましたが、1点及ばず目標達成とはなりませんでした。試合後半からは一橋ペースで進められていただけに悔しい結果ではありますが、誰一人諦めることなく1点差まで詰め寄った攻撃は来年度にも繋がるものであったと思います。
OBOGの皆様には今年度も多大なサポートや応援をしていただき、非常に励みとなりました。改めて感謝申し上げます。来年度は経験と技術のあるメンバーが揃ったチームとなり、今季を上回る結果を残してくれるはずです。今後とも一橋大学フィールドホッケー部をよろしくお願いいたします。
1年間ありがとうございました。
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◯試合にお越しいただいたOB・OGの方々(以下敬称略)
S44年卒遠藤眞也
S53年卒 田中誠
S55年卒萬納宏俊
S57年卒蓼沼宏一
S57年卒大谷泰彦
S58年卒 小川仁志
H5年卒久野慎一
H12年卒関野允義
R2年卒麻田佳佑
R4年卒青木舜平
R4年卒 鈴木啓太
R4年卒 福永純也
R5年卒 喜多村亜巳
R5年卒柴田聖也
R5年卒松尾紗京
R5年卒 光若宏信
R5年卒 山縣史弥
R5年卒弘末真裕
R6年卒 田崎祐翔
R6年卒村上恭平
R6年卒辻雄太
R6年卒佐藤萌
R6年卒足立若菜
R6年卒西畑日和
※お名前が漏れている方がいらっしゃいましたら何卒ご了承ください。
ご多忙の中お越しいただき、誠にありがとうございました。
本日の試合動画は、以下のリンクよりご覧ください。
動画の概要欄には得点及びPCの時間を記載しておりますので、そちらもご参照ください。
【1Q】
【2Q】
【3Q】
【4Q】