12月15日(日) 秋季東商戦 結果報告


伝統ある東京大学との定期交流戦東商戦が、12月15日(日)に東京大学駒場グラウンドで行われました。
3年生率いる新チームのもと、勝利を目指して全員が全力で臨みました。

〇最終結果(レギュラー戦)
優勝 東京大学
準優勝 一橋大学

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◆レギュラー戦
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◯得点 一橋ー東大
1Q 0ー0
2Q 0ー0
3Q 0ー0
4Q 0ー1
合計 0-1

◯PC 一橋ー東大(かっこ内はPCによる得点)
1Q 2ー0(0ー0)
2Q 0ー1(0ー0)
3Q 0ー1(0ー0)
4Q 0ー1(0ー0)
合計 2-3(0ー0)

◯得失点
【得点】
 なし
【失点】
 4Q14分半 #25

〇スターティングメンバ―
LW …田中悠世(2年) CF …秦野峻輔(3年)RW …渡部眞(2年)
LH …菅谷凌平(2年) CH …岩尾康平(3年)RH …泊佑樹(3年)
LB…小堀航太朗(1年)FB …小糸翔太(3年) FB …龍英汰(2年)RB …田中伶旺(3年)
GK …池田拓真(3年)

〇監督
H1年卒 西間庭浩

〇コーチ
関西学院大学卒 時田浩成

_________試合概要

新主将の池田率いる新体制での初試合。試合序盤から両者拮抗した状態が続き、両者無得点のまま3Qまで終了する。試合終了間際で東大に得点を許し、1-0で敗北となった。

【1Q】
試合開始1分、FW田中が敵陣23mライン付近で東大のパスをカットする。サークル内にラインに打ち込むが、FW渡部との連携がうまくいかずシュートには至らない。1分半、DF小糸がパスをカットすると、サークル内のFW秦野にパスを出す。FW秦野は複数の東大守備陣をかわし、PCを獲得する。これはMF岩尾の放ったフリックが東大#8の足に当たり、アゲインとなる。しかし2度目となるPCでは止めに失敗してしまう。4分半、一橋は右から23mラインを突破するとコーナーを獲得する。5分、DF小堀が東大のパスをカットすると、左から23mラインを突破するパスを出す。サークル内でFW秦野が受け、ゴールに向かうも途中でカットされてしまう。その後は両者拮抗状態が続き、一橋は23mラインを突破するシーンは見られるも得点には至らない。14分、一橋はコーナーを獲得するがチャンスを作ることはできず、試合終了。両者無得点のまま、1Qが幕を閉じた。

【2Q】
試合開始2分、DF田中から23mライン内の FW渡部にボールが繋がるが、東大の固い守備を前にサークル突破は叶わない。3分、 MF岩尾が中央からサークル内にボールを打ち込むが、ここは惜しくも合わせることができず、一橋のビハインドとなる。4分半、DF田中が力強いスイープを敵陣内へと放るが、誰も触れることができない。5分、一橋は高い位置からのプレスで相手にプレッシャーをかけ、ボールを奪取。右から23mライン内へ侵入するが、東大の粘り強い守りに阻まれる。7分、MF菅谷が相手をかわし左から23mラインを突破。DF龍の打ち込みによってサークルインを果たすものの、シュートには繋がらない。9分、東大#15が右から23mライン内へ侵入。ここはMF岩尾を中心に堅固なディフェンスに徹して守り切る。10分、パスを受けたFW渡部が敵陣内へと侵入。一橋は果敢に攻めの姿勢を取り展開を図るが、サークル突破に苦戦する。14分、23mラインを突破した東大#13から、サークル内の東大#14にパスが渡る。なんとか守り抜きたい一橋だが、DF小堀がファウルを取られ、東大がPCを獲得。東大#16はフリックを狙うが、GK池田が冷静にクリアして東大のコーナーに。再びサークルインを許し、東大#14がシュートを放つが、ここもGK池田がセーブし難を逃れる。そのまま2Qが終了し、両者無得点のまま後半へ。

【3Q】
試合開始直後、一橋大学は素早い攻撃を展開。試合開始2分、MF泊が正確なロングパスを送ると、これを受けたFW田中が勢いそのまま左サイドから敵陣23mラインを突破。サークル内への侵入を試みるが、東大DF陣の堅実な守備に阻まれる。その後は、両チームが互いに攻防を繰り返す緊張感のある展開が続く。8分、一橋アップによる反則で、東大PCを獲得する。このPCでは東大止めミスでシュートには至らず。13分半、一橋のFW秦野が相手からボールを奪取し、FW田中へ正確なロングパスを送る。FW田中は冷静にボールをキープし、走り込んだFW渡部へとつなげる。FW渡部はバックライン際までドリブルで持ち込み、ゴールを狙ってシュートを放つが、惜しくも枠を大きく外れる。ラスト1分、一橋は積極的に攻撃を仕掛けるが、なかなかボールをサークル内に持ち込むことができず。ここで3Q終了。両者無得点のまま最終クオーターを迎えることとなった。

【4Q】
0-0で迎えた最終クオーター。一橋は序盤から猛攻撃を東大に仕掛ける。1分半、東大#14から#23に向けたパスを敵陣23mライン内でMF岩尾がカットし、勢いのあるドリブルで中央サークルラインを突破。力のあるシュートを放つものの、ゴールの枠内を捉えることができない。4分半、DF小糸のストロングパスを東大#14がカットし、自陣23mラインを右から侵入する。さらに東大#14がサークルラインを左より侵入し、フィールドシュートを試みるものの、スティックが空振り、一橋は危機を逃れる。7分半、東大DFがボールを離したことで敵陣23mライン際からの一橋のリスタートとなり、一橋に再びシュートチャンスが訪れる。FW秦野が敵陣サークルラインを中央より突破し、ゴール目前に位置するMF岩尾にパスを繋ぐ。MF岩尾は再び力強いシュートを放つが、惜しくもゴールポストに当たり、ゴールの枠内に収めることができない。後半になるにつれ、東大の勢いが加速していく。11分半、自陣23mラインを突破した#22がサークルラインに侵入する間際で一橋DFからキックの反則を誘い、東大はPCを獲得する。このPCでは東大#10のフリックシュートがゴールの枠から僅かに外れ、得点にはならない。東大からの攻めの状態が続く中、試合終了間際で東大#22が自陣サークルラインを右より突破し、ゴール目前で構える東大#25にパスを繋ぐ。東大#25はGK池田の堅い守りをくぐり抜け、ゴールの枠内にボールを放つ。0-1で試合が終了し、秋季東商戦は、東大の優勝となった。

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◆ジュニア戦
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〇得点 一橋-東大
1Q 0-0
2Q 0-0
3Q 0-0
4Q 0-0
合計 0-0

〇PC 一橋-東大(かっこ内はPCによる得点)
1Q 0-2(0-0)
2Q 0-1(0-0)
3Q 1-0(0-0)
4Q 1-0(0-0)
合計 1-1(0-0)

◯SO戦 一橋-東大
0ー2

〇得失点
【得点】
 なし
【失点】
 なし

〇スターティングメンバ―
LW …佐川想(1年)CF …朝日健斗(1年)RW …澤木魁人(1年)
LH …三木優也(1年) CH …池田幸汰(1年) RH …北村隼人(1年)
LB …山下純(1年) FB …小堀航太郎(1年) FB …中島丞偉(1年)RB …西村柊(1年)
GK …村山太河(1年)

〇監督
H1年卒 西間庭浩

〇コーチ
関西学院大学卒 時田浩成

_________試合概要
1年生を中心として挑んだジュニア戦。前半は相手に攻められつつも、粘り強く全員でゴールを守り切る。後半は果敢に攻めの姿勢を見せるが、中々シュートに繋がらない。両者譲らない拮抗した展開で、無得点のままSO戦へともつれ込む。SO戦では惜しくも0-2で敗れたものの、一年間の成長を感じられることのできる試合となった。

【1Q】
試合開始1分半、FW朝日が敵陣ライン内でボールを奪う。そのままFW佐川がサークル内へと打ち込むが、誰も触れることができない。3分半、東大#24が左から23mライン内へ侵入。サークル内へと攻め込まれ、東大に立て続けにシュートを打たれるものの、GK村山が冷静にセーブする。5分、東大#14が自陣内にボールを放り、一橋のファウルを誘うとPCを獲得。東大#24のフリックはGK村山が足で弾いたが、こぼれ球に東大#11が反応し再度PCとなる。再びフリックを打たれるがここはDF小堀がクリアし、一橋は危機を逃れる。8分、自陣でボールを受けたFW阿部がドリブルで一気に駆け上がる。23mライン内に走り込んだMF三木にパスが繋がるが、惜しくもシュートに持ち込めない。9分、MF北村が相手のパスをカット。右から敵陣ラインを突破しFW阿部がサークルに打ち込むが、ボールは僅かにエンドラインを割ってしまう。12分、DF山下がドリブルして中央から23m内に侵入。サークル内のFW澤木へとボールを繋ぐが、東大の堅い守備によってゴールには至らない。この後も一進一退の攻防が続くが得点は動かず、0-0で1Qを終えた。

【2Q】
試合開始1分、東大がコーナーを獲得する。東大は右からサークル侵入に成功し、#11がシュートを打つも、これはポストに弾かれ一橋は難を逃れる。2分、FW阿部がコート中央でパスをカットし、ドリブルで敵陣へと運ぶ。そのままゴール前に打ち込むが、FW佐川との連携がうまくいかずボールはエンドラインを割ってしまう。5分半、前からの積極的なプレスでボールを奪った一橋は、FW佐川が右から23mラインを突破する。8分、東大#44がサークル内でボールを受けるもMF三木が冷静にクリア。一時は一橋の攻撃になるも、直後#22が左から23mライン内に侵入し、コーナーを獲得する。ここも高い位置からプレッシャーをかけ相手のミスを誘い、FW澤木がボールを奪取する。10分半、東大#22が右から23ラインを突破するが、DF小堀が対応し一橋の攻撃となる。その後も両者拮抗状態が続き、試合終了30秒前、サークル内での東大#15の打ち込みによりPCを取られてしまう。ここは#17にフリックが右に逸れそのまま2Q終了。両者無得点のまま後半を迎えることとなった。

【3Q】
0-0のままで迎えた後半戦。DF小堀がDF山下に向けたパスを東大#21がカットし、そのまま自陣を右23mより侵入する。ここは、23mライン内での東大FW陣のパスの連携が取れず、ボールがエンドラインを割ったことで一橋のビハインドとなる。4分半、再び東大#21が自陣23mラインを右側より突破する。サークル内に持ち込ませたくない一橋は、FW陣を中心に#21を囲み、ボールを手離させることで危機を逃れる。FW澤木がボールを素早く手中に収め、DF龍、MF池田の連携パスにより一橋は敵陣23mラインを左より突破する。サイドラインからのサークル突破を試みる一橋だったが、東大DFからキックの反則を誘われ、チャンスを掴むことができない。9分半、東大DF陣の回しパスをFW阿部が崩し、そのまま一気に敵陣23mラインを突破。サイドラインからのリスタート時、相手から5mの反則を取ったことで、一橋は本試合初めてのPCを獲得する。このPCではDF小堀のフリックシュートの軌道が東大GKに遮られ、得点にすることができなかった。その後も両者ともに得点やPCを獲得できないまま、0-0で最終クオーターへ。

【4Q】
試合序盤、一橋大学は積極的な攻撃を仕掛ける。試合開始から3分半、DF小堀がサークル内にボールを打ち込むも、東大#24にカットされる。こぼれ球を拾ったFW朝日は巧みに東大#26のキックを誘い、一橋はPCを獲得する。このPCはDF小堀の打ったボールが東大のGKに弾かれ、一橋のコーナーとなる。MF池田からFW佐川にパスを出すも、タイミングが合わずそのまま東大の攻撃となる。以降、両チームは一進一退の攻防を展開。守備陣が互いに堅実な対応を見せ、得点を許さない拮抗した展開が続く。9分、FW朝日が相手からボールを奪い、FW阿部にパスをつなぐと、FW阿部は巧みに左サイドから23mラインを突破。ここで一度後ろに返す。その後DF中島からDF田中にパスするが、惜しくもDF田中が体勢を崩してボールを収められなかった。ボールは東大に渡り、再び主導権が移った。13分、FW阿部は右から23mラインを突破し、サークルトップのFW澤木へと繋がる。FW澤木はそのままシュートを打つも、東大GKの右足に阻まれる。ラスト1分、一橋は攻撃の姿勢を崩さないまま何度も23m侵入を果たすが、サークルインを果たすことができず0-0のまま試合が終了した。

【SO】
SO戦は互角の展開で始まり、両チームが激しい攻防を繰り広げた。先攻の一橋、1番手のMF池田はゴール前まで果敢に攻め込むも、シュートは惜しくも枠を外れる。続く東大の1番手に対しては、一橋GK村山が素早く飛び出してプレッシャーを与え、シュートを防ぐ。一橋2番手のFW澤木は鋭いドリブルで相手の隙を突くも、東大GKが的確なセーブを見せ、得点はならず。両者ともに得点を許さないまま、SO戦は緊迫した展開が続いている。その中、東大の2番手はシュートを叩き込み、東大が先制。続く一橋の3番手MF三木はゴール前までボールを持ち運び、力強いシュートを狙うが、惜しくも相手GKに阻まれる。一方、東大3番手は再び得点を挙げ、リードを2点に広げる。追い込まれた一橋は4番手のFW佐川に望みを託す。FW佐川は華麗なドリブルで相手を翻弄し、ゴール前へ切り込むも、強烈なシュートは相手GKの好守に阻まれる。最終的に一橋は0-2で敗北となる。

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◆若手OB戦
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〇得点 一橋-東大
1Q 1-0
2Q 2-1
合計 3-1

〇PC (かっこ内はPCによる得点)
1Q 2-2(1-0)
2Q 0-1(0-0)
合計 2-3(1-0)

〇得点
【得点】(以下敬称略)
1Q1分半 宮瀬
2Q9分半 辻
  13分 福永
【失点】
2Q3分半 #33

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◆シニアOB戦
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◯得点 一橋-東大
1Q 0-0
2Q 0-1
合計 0-1

〇PC (かっこ内はPCによる得点)
1Q 0-2(0-0)
2Q 1-1(0-0)
合計 1-3(0-0)

〇得点
【失点】
2Q5分 #34


◯試合総評ー主将池田より

代替わりから約2週間、東商戦での勝利を目指して練習に励んできましたが、レギュラー戦、ジュニア戦ともに悔しい結果に終わりました。しかし、新チームの課題が見つかり、収穫のある試合でした。
また当日は多くのOBOGの方々にお越しいただき、ありがとうございました。基礎的な技術を中心に課題を一つずつ克服し、来シーズン1部に復帰できるようチーム全体で精進して参ります。冬オフを挟むことになりますが、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。


〇OB 戦出場・試合にお越しいただいたOB・OGの方々(以下敬称略)
S55 石川伸男、萬納宏俊
S58 小川仁志
H1 西間庭浩
H5 岩間高、山村泰長
H11 百濟晋
R4 福永純也、早川稔紀
R5 喜多村亜巳
R6 村上恭平、辻雄太
R7 宮瀬幸希、北村友希

※お名前が漏れている方がいらっしゃいましたら何卒ご了承ください。
ご多忙の中お越しいただき、誠にありがとうございました。


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